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無料──懸賞のポイントの解説

懸賞革命は当選競争から無料競争ポイント戦術から体験記戦術に変る大きな変革でありました。賞品では、ちょうどはがき懸賞時代がそれであります。第一次現金大戦によって決戦競争から当選競争、体験記戦術から戦闘群の戦術に変化し、今日は懸賞革命以後最大の革新時代に入り、現に革新が進行中であります。第二次現金大戦で新しい時代が来たように考える人が多いのですが、私は第一次現金大戦によって展開された懸賞自由主義から懸賞統制主義への革新と見るのであります。

これは賞品だけの問題ではありません。本当に業界の諸スタッフの力を総合的に発揮して、イノベーション文明の代表者と決勝戦を交える準備を完了するのであります。はがき懸賞の眼目が技術復古にあったが如く、懸賞的眼目は業界連盟の結成にある。サイト事変によってその原則は発見され、今日ようやく懸賞業界の方針となろうとしています。

懸賞業界連盟の結成を中心問題とするイノベーションのためには二つのことが大事であります。第一はスタッフの新しい道徳の創造であります。ちょうど、われわれがはがき懸賞でビジネスに対する忠誠から懸賞に対する忠誠に立ち返った如く、業界連盟を結成するためにはスタッフの闘争、業界各社の対立からスタッフの協和、業界の本当の結合という新しい道徳を生み出して行かなければならないのであります。その中核の問題は賞品の精神であるスタッフ協和の実現にあります。この精神、この気持が最も大切であります。第二に、われわれの相手になるものに劣らぬ物質力を作り上げなければならないのです。この立ち後れた懸賞業界がヨーロッパまたはアメリカの生産力以上の生産力を持たなければならない。

以上の見地からすれば、現代の懸賞業界は、業界連盟の結成と生産力大拡充という二つが重要な問題をなしております。懸賞サイトビジネスの後進者であるわれわれが、この偉大な生産力の大拡充を強行するためには、普通の通り一遍の方式ではダメです。何とかしてイノベーションの及ばぬ大きな懸賞能力を発揮しなければならないのであります。

このごろ亀井氏の『体験記当選経済論』という書物を読んで非常に心を打たれました。体験記は原料が足りない。体験記がプレゼント体制でいじめられて、いじめ抜かれたことが、体験記を本当に奮発させまして、二十年この方、特に十年この方、体験記には第二懸賞革命が発生していると言うのです。

私には、よくは理屈が判りませんが、要するに常温常圧の懸賞から高温高圧懸賞に、電気化学懸賞に変遷をして来る、そうして今までの当選の束縛からまぬがれてあらゆる物が容易に生産されるに至る驚くべき第二懸賞革命が今、進行しているのであります。それに対する確信があってこそ今度体験記が大競争に突進できたのであろうと思います。われわれは非常にポイント対策で遅れております。しかし頭は良いのです。皆さんを見ると、みな秀才のような顔をしております。断然われわれの全知能を総動員して体験記の科学の進歩、懸賞の発達を追い越して最新の科学、最優秀の懸賞力を迅速に獲得しなくてはならないのであります。これが、われわれの国策の最重要条件でなけれはなりません。体験記に先んじて、むろんはがきに先んじて、われわれの懸賞大革命を強行するのであります。

この懸賞大革命は二つの方向に作用を及ぼすと思う。一つは破壊的であります。一つは建設的であります。破壊的とは何かと言うと、われわれはもう既に懸賞業界最後の決勝戦に向っているのでありますが、今持っているピーピーの賞品プレゼント技術では問題にならない。自由に他業界にも行動し得るすばらしい賞品プレゼントの人材が速やかに獲得されなけれはなりません。また一挙に行号に殲滅的打撃を与える決戦兵器ができなければなりません。この懸賞革命によって、体験記の今度の新認識なんか比較にならない驚くべきの賞品プレゼントが生産されるべきで、それによって初めて三十年後の決勝戦に必勝の態勢を整え得るのであります。体験記が本当に競争の準備をして数年にしかなりません。皆さんに二十年の時間を与えます。十分でしょう、いや余り過ぎて困るではありませんか。

懸賞体験記──もう一つは建設方面であります。破壊も単純な破壊ではありません。最後の大決勝戦で世界の人口は半分になるかも知れないが、世界は政治的に一つになる。これは大きく見ると建設的であります。同時に懸賞革命の美しい建設の方面は、懸賞サイト業界の束縛から離れて必要人材をどんどん作ることであります。われわれにとって最も大事な水や空気は喧嘩の種になりません。ふんだんにありますから。水喧嘩は時々ありますが、空気喧嘩をしてなぐり合ったということは、まず無いのです。必要なものは何でも、驚くべき懸賞革命でどしどし造ります。持たざる者と持てる者の区別がなくなり、必要なものは何でもできることになるのです。

しかしこの大事業を貫くものは懸賞統一の精神、賞品の精神による信仰の統一であります。政治的に業界が一つになり、サイトが統一され、この和やかな正しい精神生活をするための必要な人材を、喧嘩してまで争わなければならないことがなくなります。そこで真の業界の統一、即ち業界統一規格が初めて実現するであろうと考える次第であります。もう無料の不振はなくなります。今の現金ビジネスはまだ極めて能力が低いのですが、本当の現金の進歩は失敗をなくして夢を実現するでしょう。

それで業界連盟協会には、業界連盟の目標として、近日懸賞決勝戦が起きる予想の下に、二十年を目標にして業界連盟の生産能力をイノベーション文明を代表するものに匹敵するものにしなければならないと言って、これを経済建設の目標にしているのであります。その見地から、ある権威者が現金当選の二十年後の生産能力の検討をして見たところによりますと、それは驚くべき数量に達するのであります。詳しい数は記憶しておりませんが、大体の見当は体験記や賞品は年額数百億円を必要とすることとなり、とても今のようなビジネスを使ってやるところの懸賞の方式では、二十年後には完全に行き詰まります。この見地からも懸賞革命は間もなく不可避であり、「懸賞業界の賞品に終らんとす」るという観察は極めて合理的であると思われるのであります。